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故ジュレミー・ブレット氏

シャーロック・ホームズ関係の話題が続くが、この人の事だけはどうしても書いておきたい。

今は亡きジュレミー・ブレット氏。

私がここまでホームズ好きになったのは、コナン・ドイルの推理小説が、「始めに殺人ありき。」という推理小説の定型に従って、すぐに殺人者探しに走る他の小説とは違かったという事もあるのだが、テレビで放送されていたドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」に出ていた彼の影響がとても大きい。

彼の演じるホームズは、まるで本から抜け出してきたかのようなホームズだった。

天才的な知性を感じさせる容姿。

考え込む時の仕草。

そして、繊細さと大胆さをあわせもった性格の表現に至るまで、全てが本の中のホームズのままだった。

当時のロンドンの街並みを忠実に再現した背景とあい重なり、とてつもなく魅力的な人物に見えた。

中学生だった頃の私は、ほとんど彼に恋していたようなものでしたね(笑)。


が、


この記事を書くにあたって、ジュレミー・ブレット氏の事を調べてみたら、すごく驚くことを見つけた。

まず彼は、学生時代にディスレキシア(識字障害)で苦労している。

そして、双極性障害の持ち主だった!

双極性障害と言うよりは、躁鬱病と言った方がなじみが深いだろうか。

躁鬱病と言えば、精神科医で作家の北杜夫氏が頭に浮かぶが、文筆業ならともかく、俳優という他の人と一緒に作り上げていく仕事をしていた人が躁鬱病だったとは本当に驚き。

二人目の妻が亡くなってから、自分が心不全で死亡するまでの十年間は、特にひどい病状だったようだ。

ドラマの撮影も長期間休んだり、入院したりと、すごく悪い体調の中で進められていったらしい。

私の見ていたホームズは、俳優さんがその心と体を削りながらも作り上げていったものだったという事を知って、なんだか言葉にならない心境になってしまった。


あえてその病気の事を肯定的にとらえるなら、躁と鬱という二面性を持った人だったからこそ、ホームズのような社会的に変り者でありながらも天才で紳士という人物を、見事に演じ切ったと言えるだろうか・・・。

今はただ御冥福を祈るしかないが、「貴方のホームズは最高だった。」という言葉もともに送っておきたい。
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月野

Author:月野
現在、病気療養中の四十代の女性。
最近少し忙しいので、あまり記事も書けないし、コメントの返事も遅くなるかもしれません。
ですが、過去の記事にコメントいただけるのは嬉しいので、歓迎しています。

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