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『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』

この本も、読んでから長い年月が過ぎている。

でも、村上春樹の書いたものの中で、私が一番好きな作品なので、何か書いておきたい。


正直、覚えている事柄は、二つ。

一つ目は、主人公の人生があと二十四時間しか残されていないという時、やるべきこととして思い付いたのは、

「女の子と二人で、美味い食事をして酒を飲むこと」

だったという事。

これは、何だか笑ってしまう。

人生の終わりにやっておきたい事が、女の子とのデートだなんて(笑)。

でも、お前の人生が後二十四時間で終わりだなんて宣言されたら、やっぱりやっておきたい事って、そんな事かなぁ。

・・・子供が生まれる前だったら、そんなものかもって納得したかもしれない。

だけど、今の自分がそんな立場だったら、やっぱり子供のために残されたすべての時間を使いたい。

子供の存在って、やはりものすごく大きい。


二つ目に覚えている事は、主人公が自分の持ち物をどんどん捨てていった時、残ったのは現金と、クレジットカードと、運転免許証になった。

そのうちクレジットカードは、公園の灰皿で焼いた。

なので、結局最期まで持っていたのは、現金と運転免許証という事になる。

これが、妙に記憶に焼き付いている。

移動手段としてレンタカーを使っていたから、どうしても現金と運転免許証は捨てられなかったのかもしれない。

人生最期の時になっても。

でもこれを読んで、"地獄の沙汰も金次第"というから現金はともかく、運転免許証ってものすごく大事なんだよなって、妙に納得した。

今でもそう思う。

車のない生活なんて、私の住んでいる地方では考えられないから、いつも持っているものの中で特に大事なのが、免許証なんだろうなぁって。


大好きだった作品なのに、強烈に覚えている事柄がかなり話の本筋から離れているのが、どこか滑稽ですね、ホント(笑)。
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月野

Author:月野
現在、病気療養中の四十代の女性。
最近少し忙しいので、あまり記事も書けないし、コメントの返事も遅くなるかもしれません。
ですが、過去の記事にコメントいただけるのは嬉しいので、歓迎しています。

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