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『ノルウェイの森』

しばらく前にこの小説を読み返してみて、ちょっとびっくりな発見をした。

この話のヒロインの直子なのだが、彼女の病気は、統合失調症だ。

病名が書かれている事はないけれど、幻聴に悩まされている事といい、手紙を書こうにも言葉が全然出てこない事といい、他の病気では考えられない症状だ。

直子が統合失調症なら、当然「阿美寮」のルームメイトのレイコさんも同病な訳で、そう思って読んでみると、なるほど統合失調症の病状に悩まされていた事が書いてある。

統合失調症は太古からある病気で、それほど珍しい病気ではないのだが、小説のヒロインとなってくるとこれはかなり珍しいんじゃないだろうか。

それで、主人公のワタナベと直子がハッピーエンドなら、まだ救いがあるような気がするのだが、実際のところは直子が自殺するよりも前に、ワタナベは精神も体も健康体の緑に心変わりしてしまっているし、病身の私にとっては何だかとんでもなく切ない・・・。


ただ一つ救いがあるとすれば、直子の服を着て、ワタナベと直子の恋愛を手伝ったレイコさんが、ワタナベに抱かれたことだろうか。

レイコさんがいなければ、ワタナベと直子の恋愛は、ほとんど成り立たなかった。

彼女の手伝いがあったから、直子はワタナベにセーターを編んであげる事が出来たし、言葉が出てこない時でも、レイコさんが代わりに話してくれたので、ワタナベと一緒にいる事が出来た。

レイコさんは、もう一人の直子のような存在だったのだから。


でも出来るなら、たとえワタナベに振られてしまったとしても、直子には生きていて欲しかった。

直子が生きながらえる姿を、見てみたかった。

どんな状況になっていてもいいから。

・・・そんな事を、切に思った。
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ジョゼと虎と魚たち

実は“ノルウェイの森”読んでいません。
でも、このブログを読んで思い出したのが、“ジョゼと虎と魚たち”という映画。

主人公ジョゼは、精神病ではないものの、車椅子の障害者。
孫が障害者である事を恥じる祖母に、閉じ込められるようにして暮らしてるの。
だけどやがて、障害者と関わりなんか持たなそうなフツーの大学生と恋に落ちて、外の世界を知ることになる。
障害者であることの重さに負けた彼に、結局はフラれるの。
でも、フッて無難な生活に戻ってく彼に対して、ジョゼは自立する事を知り、自分の人生を歩き始める。

田辺聖子さんの原作は読んでないので、原作に忠実かはわかりません。
でも、映画はすごく良かったよ。
ジョゼの強さに救われる。

機会があったら、是非見てみて!

Oceangreenさんへ

そうですね、 機会があったら見てみますね。
レンタルも久しくやってないんだけど、できるかなぁ。
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プロフィール

月野

Author:月野
現在、病気療養中の四十代の女性。
最近少し忙しいので、あまり記事も書けないし、コメントの返事も遅くなるかもしれません。
ですが、過去の記事にコメントいただけるのは嬉しいので、歓迎しています。

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