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『山椒魚』

先日、ある精神科医が、『山椒魚』についてテレビで語っていた。

その医師によると、この岩穴から出られなくなった山椒魚の話は、現代の"引きこもり"の心理のある一面を鮮やかに表現した作品だという。

快適な穴の中にいるうちに、どんどん体が大きくなって外へ出られなくなるというのは、安全な部屋の中に閉じこもっているうちに、自我がどんどん肥大してしまって、部屋から外へ出られなくなってしまうという事を表現しているのだという。

それを聞いて、何だか納得した事がある。

というのは、太宰治がこの作品を読んで、井伏鱒二の事を天才だと言っていた。

もしこれが引きこもりの心理を書いているのなら、鬱っぽい太宰が一番に飛びついても、妙に納得がいく(笑)。


太宰はこの作品の他にも、井伏の事を「天才だ、天才だ。」と書いたものの中でベタ褒めしている。

それならばと思って、私も井伏の作品をいくつか読んでみたが、『山椒魚』ほどぱっとした作品は他には見付からなかった。
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月野

Author:月野
現在、病気療養中の四十代の女性。
最近少し忙しいので、あまり記事も書けないし、コメントの返事も遅くなるかもしれません。
ですが、過去の記事にコメントいただけるのは嬉しいので、歓迎しています。

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