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『レダ』

栗本薫の小説で、一番初めに読んだ作品の思い出を一つ。


昔私が中学生だった頃、国語の宿題は、毎日漢字を一ページ練習してくるものだった。

でももし本を読んだのなら、その題名と著者を書いておけば、漢字練習はしなくていいという特別ルールがあった。

私はその特別ルールを大いに活用して、ちょくちょく本の題名を書いておいた。

ある時、『赤毛のアン』を読んで、その中でとてもいいと思った箇所をノートに書き写してみた。

そうしたら、いつもはサインしかしなかった国語の先生が、その場所を読んだ感想を書いてくれたのだ。

何だかとても嬉しかった。

それから後、読んだ本でいいと思った場所を、ノートに書き写すようになった。

そういう事をするとその箇所を自分でもよく覚えているし、また後で見た時、自分の中の珠玉の言葉を集めてあるようで、とてもいい気分だった。

やがて中学校を卒業し高校に入ると、そんな事をする機会もなくなった。

読んだ本の題名は、図書館の貸し出しカードに書いてあるのみ。

しかしある時、栗本薫の『レダ』を読んで、この本のある箇所は、どうしても書き写したいと思った。

とても、とても、心に響いたのだ。

以前のような宿題のノートは無かったので、専用のノートを作り、そこに書き写した。

残念ながらそのノートはもう残ってないのだが、この『レダ』から、私のその珠玉の言葉を集めたノートはまた始まったのだ。

結婚をする機に捨ててしまったそのノートだが、もったいない事をしたような気もする・・・。

が、そのノートの記念すべき一ページ目を飾った作品として、『レダ』は鮮やかに記憶の中に残っている。
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月野

Author:月野
現在、病気療養中の四十代の女性。
最近少し忙しいので、あまり記事も書けないし、コメントの返事も遅くなるかもしれません。
ですが、過去の記事にコメントいただけるのは嬉しいので、歓迎しています。

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