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何が不満なの?

ふと思い出したので書いてみるが、昔読んだエッセイで何が不満か分からないものがあった。

それは大体こういったもの(詳細は違っているところがあるかもしれない)。



ある一流大学に通っていた女性(以後Aさんとする)が、同じ大学のサークル仲間の男性から「付き合って欲しい。」と言われた。

その男性は顔も頭もよく、いわゆるモテ系の人。

でもAさんは、サークルの中で特定の人とお付き合いするのはやめておいた方がいいんじゃないかという判断から、その申し出を断った。

すると「それなら私が」とばかりに、同じサークルの仲間だが、もう一ランク低い大学の女性(以後Bさんとする)が手を挙げた。

そのBさんからのプッシュで、男性はその人と付き合い、結局は結婚までした。


時は流れ、Aさんも優しい良い男性と結婚した。

子供にも恵まれ、幸せな生活を送っていた。


が、ある時Aさんは東京都内の一流ホテルのロビーでBさんと再会した。

Bさんの夫は海外在中の外交官になっていて、今度子供が小学校に上がるので、都内でも有名な私立小学校のお受験のために今日本に帰ってきているのだという。

着ている服もブランド物の高い服。

AさんはBさんと別れた後、友人にこう話す。

「今時、海外在中の外交官なんて珍しくもないし、羨ましくもない。
 でも自分の夫を顧みれば一介のサラリーマンだし、もしBさんの夫からの申し出を受け入れていれば、自分がBさんの立場だったかもしれない。」

それを聞いて友人も共感する。

女にとって一度手に入れたと思ったものは、永遠に自分のものなんだと。

だからAさんがBさんと会って、今の生活に何かしら不満を抱いたとしても、その気持ちは分かる、と。



まあそんな内容のエッセイだったが、正直言って、私はそのAさんの気持ちは分からない。

同じ女であっても。

Aさんは、Bさんの外交官の夫というのは羨ましくないと言っている。

それなら何が羨ましいの?

海外住まいだという事?

子供が有名私立の小学校に入れるという事?

それとも、ブランドの服?


海外住まいが羨ましいなら、これから子供が日本の小学校に入ったら、帰って来なくちゃならないじゃない。

子供が有名私立の小学校に入るなら、これからお金がたくさんかかるという事でしょ?

しかも夫との別居が始まる事も意味しているし。

じゃあ一番羨ましかったのは、ブランドの服?

それが一番なの?


ブランドにすごくこだわる人がたまにいるけど、そんなのにこだわりすぎる人って却って愚かに見えるのは私だけ?

それに結局のところ、幸せかどうかだなんてその人が決めるものであって、夫の仕事や、子供の学校や、着ているもので決まるものじゃない。

それらが全部満たされている人にだって、何かしら人に言えない深い悩みがあったりするかもしれない。

Bさんと比べて、自分を情けなく感じたりする必要なんて、何一つないのだ。


Aさんの気持ちは、私には全く分からない。
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プロフィール

月野

Author:月野
現在、病気療養中の四十代の女性。
最近少し忙しいので、あまり記事も書けないし、コメントの返事も遅くなるかもしれません。
ですが、過去の記事にコメントいただけるのは嬉しいので、歓迎しています。

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