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も一つ花の名前をつけた色

山吹色・・・ヤマブキの花のような赤みを帯びた黄色


五月ごろ、山吹が黄色い花を一面に付けている様は、とても綺麗だ。

また一枝、二枝に花を咲かせている時であっても、山吹色はとても目立つせいか、なんて綺麗なんだろうと思う。

日本では古くから親しまれている山吹だが、江戸城を築城した武将・太田道灌の逸話が特に有名だと思う。

その逸話とは、ある時鷹狩りに出掛けた道灌が雨にあい、近くの農家に蓑(みの)を借りたいと申し出た。

ところが出てきた娘は、無言で一枝の山吹を差し出すばかり。

内心立腹した道灌だったが、帰ってから家臣にその話をしたところ、実は『後拾遺集』にある兼明親王の歌で、

「七重八重 花は咲けども山吹の 実の一つだに無きぞ悲しき」

という歌の「実の」を「蓑」にかけて、

「貧しくあなたに貸す蓑の一つでさえ、我が家にはありません。」

という事を奥ゆかしく伝えたものだと知る。

道灌は自分の無学を恥じ、詩歌をもっと勉強するようになったという。

日本では物事を伝えるのに婉曲表現を使った方が奥ゆかしいという美意識があるが、確かに「蓑はありません。」と言うより、山吹の花を差し出した方が、歌に込められた悲しみまで伝わっていいですよね。

ただし、相手が理解すれば・・・なんですが。
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月野

Author:月野
現在、病気療養中の四十代の女性。
最近少し忙しいので、あまり記事も書けないし、コメントの返事も遅くなるかもしれません。
ですが、過去の記事にコメントいただけるのは嬉しいので、歓迎しています。

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