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『銀のうでわ』

最近は絵本を借りる事も少なくなったが、図書館で絵本を借りまくり、子供と共に読んでいた頃に見付けたこの絵本を紹介したい。

というのも、この『銀のうでわ』という話、ある有名な物語によく似てるからだ。

読みながら、何のお話しにそっくりか考えてみてね。

(少し長くなるけど、これでも縮めたのよ。)

では、始まり、始まり~。



昔、ある村にアーツという女の子がいた。

母親が亡くなり、まま母がアーツより年上の娘を連れてやってきた。

しばらくすると、アーツの父親も亡くなった。

まま母はアーツをこき使い、朝から晩まで働かせ、すぐぶった。

姉にはおしゃれをさせ、美味しい物を食べさせていた。


ある日、アーツが母親の残してくれた牝牛を連れて草の多い遠くの山へ行こうとすると、まま母は、

「この麻を全部つむぐんだよ。終わらなきゃ飢え死にするんだね!」

と言って、山ほどの麻をアーツに持たせた。

アーツが泣いていると、牝牛がその麻を食べ、おしりからつむいだ糸を出してくれた。

その糸を見たまま母は、

「本当の事を言わないと、ただでは済まないよ!」

とアーツに迫った。

アーツが本当の事をいうと、まま母は姉に麻を持たせて、山にやった。

姉は牝牛をこん棒でぶって麻を食べさせようとしたが、怒った牝牛に突き飛ばされて、立ち上がる事も出来なくなった。

怒ったまま母は、牝牛を殺して食べてしまった。

アーツは泣きながら牝牛の骨を拾うと、家の裏のつぼの中に隠し、まま母の辛い仕打ちを骨に向かって訴えた。


そんなある日、村で年に一度のお祭りが行われる事になった。

まま母は着飾った姉を祭りに連れていくが、その前にナタネをかまどの灰にまき、アーツに言った。

「灰の中からナタネを一粒残らず拾い上げ、それからかごで水を汲んで水おけをいっぱいにするんだ。
 この仕事が終わるまで、来るんじゃないよ!」

アーツが泣いていると、カササギが来て、

「ふるいを使ってナタネを拾い、泥でかごの目をふさいで水を汲みなさい。」

と教えてくれた。

そうやって仕事を終えたが、着ていく服も飾りもない。

するとカササギが、

「牝牛の骨が欲しい物に変わってくれる。
 でも一番どりが鳴いたら、すぐに家にお帰り。
 さもないと元の骨に戻ってしまうからね。」

と言う。

アーツがつぼを見ると、服やマント、金や銀の飾り物、馬まで現れた。

アーツが広場に着くと、チムアチというりりしい若者がアーツを見染める。

しかし一番どりの鳴き声がし、アーツは馬に乗って駆け去ろうとする。

チムアチは「名前を教えて!」と叫び、アーツを追いかけ続ける。

その声に胸をうたれたアーツは、銀のうでわをチムアチに投げ与える。


そののち、チムアチは銀のうでわがちょうど合う娘を探して回る。

アーツの姉もうでわをはめようとするが入らず、水汲みから戻ってきたアーツがはめるとぴったりだった。

そのうえチムアチと交わした会話も、そっくりそのまま繰り返す事ができた。

アーツは花嫁に選ばれ、まま母はどなり散らし、姉は泣き叫んだ。

牝牛の骨はアーツの嫁入り道具に変わり、四十頭の馬に乗せられた。


やがてアーツとチムアチに、かわいい女の子が生まれる。

お正月にアーツが里帰りをすると、姉はアーツの赤ん坊と服と飾りをとりあげ、アーツを湖に突き飛ばしてしまう。

アーツになり済ました姉は、そのままチムアチの元に帰り、威張り散らす。

チムアチも服と飾りが妻のものなので、悩みに悩む。

そうして一年が過ぎた。


ある日、チムアチの所に緑色の小鳥が飛んで来て鳴いた。

「あなたの妻は、にせものよ。」

それを聞いた姉は、小鳥を殺して埋めてしまう。

するとそこから竹が生えてきて、姉の髪や服にひっかかる。

怒った姉は、その竹も切って燃やしてしまう。

燃えさしの竹を隣りのお婆さんが見付け、火ふき竹にしようとすると不思議な事が起こる。

お婆さんがいなくなると、火ふき竹から美しい娘が現れ、料理を作ってくれるのだ。

こっそりそれを見ていたお婆さんは、出ていって、訳をその娘から聞く。

すっかり話を聞いたお婆さんは、チムアチを呼んで、その料理を食べさせる。

チムアチが新婚の頃の妻の料理を思い出した時、アーツが現れ、二人は手を取り合って喜ぶ。

チムアチはにせの妻を家から追い出すと、そののち、二人はいつまでも幸せに暮らした。



めでたし、めでたしと言う訳ですが、何のお話しに似てるか分かったかな?

長くなってしまったので、その答えは次の記事で!
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プロフィール

月野

Author:月野
現在、病気療養中の四十代の女性。
最近少し忙しいので、あまり記事も書けないし、コメントの返事も遅くなるかもしれません。
ですが、過去の記事にコメントいただけるのは嬉しいので、歓迎しています。

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