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『若きウェルテルの悩み』

この作品の中の一部を抜粋する。


「たしかに、われわれは何事をも自分と比較し、自分を何事とも比較するようにできているのだから、幸とか不幸とかは、けっきょくはわれわれが自分を対比する対象次第のわけだ。

だから、孤独ほど危険なものはない。

われわれの想像力は、もともと高きを求めるものであるのに、さらに文学の空想的な幻影に煽られて、しらずしらずに存在の一系列をつくりあげてしまう。

そして、自分はその最下位にいるが、自分以外のものはもっとすぐれている、他人は誰でもずっと完全だ、と思いこむ。

これは自然の傾向だ。

われわれは、自分に多くのものが欠けていることをしきりに感ずるし、自分に欠けているものは他人が持っているような気がするものだ。

そればかりではない、自分の持っているものを全部他人に贈物にして、おまけに一種のこころよい理想化までする。

このようにして、幸福なる人間像ができあがるが、それはわれわれ自身が描きだした架空の幻にすぎない。」


話の筋はさておき、昔、私はこの文にひどく共感した。

思春期から感じた、自分に対する自信のなさ、自己評価の低さ・・・その答えの一つとして、この部分が私の中にすっぽりと納まった。

今では、それだけだとは思わないけれど、やはり強烈に焼き付いている部分だ。
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月野

Author:月野
現在、病気療養中の四十代の女性。
最近少し忙しいので、あまり記事も書けないし、コメントの返事も遅くなるかもしれません。
ですが、過去の記事にコメントいただけるのは嬉しいので、歓迎しています。

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