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この話はひどく印象深く覚えている小説だ。

何故なら、マイナス部分の書き込みがすごいから。

・・・と言っても何の事か分からないと思うが、零から始まった主人公の人生が、成功して百になる小説はたくさんあると思う(いわゆるサクセスストーリーというもの)。

で、百になった人生が、また没落して零に戻る小説もやっぱりある。

ところがこの小説は、そこから後がすごいのである。

零に戻ってしまった主人公の女性が、そこから何処までもひどい状態になっていくかが、これでもかというぐらい書いてある。

いわゆる零の後のマイナスが、話の付けたしという位ではなく、そこから後が本番かと思うぐらいすごいのだ。

最後は乞食同然になっていく彼女なのに、それでもまだ彼女は生きなくてはならない。

働く意欲も、生きる希望もないのに、空腹のためにどんな事でもやっていく。

犬の餌を子供に恵んでもらい、ほんの小銭をもらう為に、食べることができないような腐ったような食べ物を人の前で食べてみせる・・・。

やがて一人ぼっちで死んでいくのだが、あまりにもそのマイナス部分の描写がしつこく長いので、どうにも忘れられない小説となってしまった。

大体小説は、映像化されていたり、自分でメモをとっておいたりしなければ、どんな話か忘れてしまうのも多いのに、そんな事をしてなくてもここまで覚えている話というのは珍しい。

ま、こういう印象の話でも、「面白かった。」っていう部類には入るのかな。
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プロフィール

Author:月野
現在、病気療養中の四十代の女性。
最近少し忙しいので、あまり記事も書けないし、コメントの返事も遅くなるかもしれません。
ですが、過去の記事にコメントいただけるのは嬉しいので、歓迎しています。

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