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『陽気なギャングが地球を回す』がとても面白かったので、続編を読んでみました。

登場人物の成瀬、響野、久遠、雪子のそれぞれの短編四つを、文庫化するのに当たって一本の小説にまとめてみたものだそうです。

読んでみて・・・うーん、やっぱり四編を無理矢理一本化した感はぬぐいきれなかったなぁ。

前作がとても面白かっただけに、ちょっと失速した印象もっちゃいました。


でもひいきの久遠は、相変わらず良かったなぁ❤

その久遠の目から見たら、どう映るんだろうという出来事が、最近近所に。


このところ、ここら辺では熊・猪・鹿などの大型動物が、山から下りてきて出没するという事が何件もありました。

そういった動物が自力で山に戻れなかった場合、どうなると思いますか?

大抵の場合、地元の警察・消防・猟友会の人達が動物を追いつめて、殺しちゃうんですよ。

で、「殺処分されました。」というニュースが流れて、みんなホッとするという訳なんですが、これを久遠が見たら怒るだろうなぁ。

人間が山へ入っていってテリトリーを荒らしたからという理由で「殺処分」なんかされないのに、大型動物は人間に危害を与える危険性があるというだけで「殺処分」されちゃうんだもんね。

久遠は、都会に住んでて良かった・・・ね。
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この本すごく面白い、と言われて読んでみました長編サスペンス。

内容は、特異な才能を持つ四人の男女が、銀行強盗をするお話。

ストーリー自体も面白いけど、この話の一番は、四人の一人一人がとても魅力に満ちたキャラクターだってことじゃないかな(強盗のくせに)。

その四人を紹介してみる。


まず、成瀬。

絶対に人の嘘が分かる才能の持ち主の上、頭がいい。

四人組のリーダー。

普段は公務員のバツ1・中年男。


次に、響野。

成瀬と高校からの友人で、口から生まれてきたと思わせるほどの演説の達人。

でたらめやホラを吹く事も多々あり。

普段は夫婦で喫茶店をやっている。子供なし。


三人目は、久遠。

成瀬、響野より若いが、天才的なスリの腕を持つ。

たぶんフリーター。(バイトしてるから)

そして、人間より動物に愛情を感じている。


最後が、雪子。

精密な体内時計を持っていて、車の運転技術・盗みに優れている。

中学生の息子を持つシングルマザー。

誰にも頼らずに生きてきた、チーターのような強さを秘めた女性。


以上の四人が、全員主人公という感じ。

誰か一人という感じではなく、作品を読むと四人が全員好きになっちゃうような要素を持っている。


でもだれか一人、特別好きな人を選べと言われたら、私は久遠かな。

天然の呑気さと優雅さを備えていて、泥棒のくせに憎めない。

動物側の仲間だというのも、ズルすぎるほどいい。


ちょっと共感しちゃうのは、雪子。

一六の時に十歳も年上のろくでなし男と付き合っていて、息子を身ごもる。

頭が悪い訳じゃないのに、なぜろくでなしと付き合ったりしたのか。

それは「十年長く生きてこの様なのか。」という安堵を感じるため。

この感覚、分からなくもないなぁ。


他の二人も、とても好き。

こんな魅力的なキャラクターが活躍し、しかもストーリーもしっかりしてるから、面白くて当然だね。

とても気に入りました。
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プロフィール

Author:月野
現在、病気療養中の四十代の女性。
最近少し忙しいので、あまり記事も書けないし、コメントの返事も遅くなるかもしれません。
ですが、過去の記事にコメントいただけるのは嬉しいので、歓迎しています。

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