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なおかつ『不思議の国のアリス』から。

気違い帽子屋が言ったこの言葉、映画の『アリスインワンダーランド』の中でも言われてましたね。

(映画の中では、「カラスと書きもの机が似ているのはなあぜ?」と言っていた。)

あまりちょこちょこ言われてたので、英語で何か言葉遊びみたいな類似があるのかと思って考えてみたりしましたが、さっぱり分からない。

そしたらその答えが、本に載っていました。

キャロル自身の言った言葉で、

「最初にこの謎を思いついた時には、答えはなかった」そうです。

ところが、やはり私と同じで何か答えがあるんじゃないかと考えた人が、当時のイギリスでも多くいたんですね。

キャロルに答えは何かという問い合わせの手紙が、たびたび来たそうです。

そこでキャロルが考えた答えは、カラスの鳴き声はひどく単調で、いっこうに変わりばえしませんが、それでも二いろか三いろの鳴き方はできます。

机も、例えひどく退屈なまずいものであっても、原稿の二つや三つは生み出します。

また、カラスはどっちが前やら後ろやら見分けがたいほど全身真っ黒ですが、くちばしのある方が前で、机も前後分かりにくいですが、引き出しのある方が前です。

と、この二つが、まあ答えになりそうな答えだと書いています。


答えのない謎という事で、いろんな人がいろんな小難しい答えを考え出しているようですが、それらを読んでみても「これだ!」と思える答えはなかったので、やはりこのキャロルが出した答えが、あえて言うなら一番本当に近い答えという事になるでしょうか。
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まだまだまだ『不思議の国のアリス』からです(笑)。

気違い帽子屋の事を書いたついでに、そのモデルとなった人物が面白い人なので、記しておこうと思う。

その人の名は、セオフィラス・カーター。

彼は家具屋でしたが、雨が降ろうが太陽が照ろうが、シルクハットを絶対に離さなかったそうです。

そして、奇想天外な発想をする人で、寝ている人間をポーンと放りあげて床にたたき落とす「目覚ましベッド」を発明したりしました。

(このベッドは1851年に、クリスタル宮殿で展示されたそうです。)

・・・まあ確かにすごい発想ですよね。

日本でも『自動起床装置』という小説の中で、寝ている人を起こすために、時間になると布団の上半身の後ろがだんだん膨らんで、座った姿勢にして人を目覚めさすという機械があったりしましたが、そんなやわな起こし方じゃありませんもんね。

下手すると怪我をしたり、命取りになったりする過激な目覚まし方法ですよね(笑)。

キャロルは、その家具屋さんに似せて帽子屋を描くように、挿絵画家にお願いしたそうです。
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まだまだ『不思議の国のアリス』からです。

三月兎と共に、気違いパーティーでの主役"気違い帽子屋"。

これも「帽子屋のように狂った。」という表現が当時あったからこそ、キャロルが創造したキャラクターなのですが、実は昔、帽子屋は本当に気が狂ったという事実をご存知ですか?

現在ではフェルトの製造過程で水銀の使用が法律によって禁じられているそうですが、まだそれがなかった頃、帽子屋さんは水銀中毒になる事があったそうです。

まず「帽子屋の震え」という症状が出始め、それから眼や手足が冒され、話がもつれる。

症状がもっと進んでくると、幻覚が現れ、その他の精神異常を来たしたそうです。

こ、怖いですねー。

帽子屋の他にも、化学物質による中毒が知られていなかった頃の科学者たちは、その物質を舐めてみて、その味から何の物質か判断していたようですから、科学者も中毒症状に陥る事が多々あったようです。

そういう人達の犠牲があったからこそ、今では人体に有害な物質が分かってきましたが、昔は水銀が有害だなんて思いもしなかったんでしょうね。

そういう事を考えると、今でも化学物質は日に日に新しく作られているし、それらが複合で作用する事もあるだろうし、まだ危険と分かっていない物質を、私たちは平気で使っているかもしれませんね・・・。

うーむ、恐ろしい。

話がそれましたが、"気違い帽子屋"さん、昔は本当にいたんですね。

あまり笑えない事実でした。。。
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またもや『不思議の国のアリス』より。

気違いパーティーに出てくる"三月兎"。

キャロルの時代には、「三月兎のように狂った。」という言い方も一般的だったそうだ。

その意味は、兎の発情期である三月に、雄兎が現す狂態を指していると本には書いてあったが、ここでちょっと疑問。

兎の発情期って、三月だったっけ?

確か兎は、一年中発情期だったはずだけど・・・。

(だからバニーガールは、「いつでもOK!」という意味合いで、ああいう格好をしているという話を聞いた事がある。)

そこで!

ネットでちょっと調べてみましたよーん。

やっぱり便利ですねー、ネットって。

そうしたら、やっぱり発情期は一年中でした。

ただやはり冬や夏よりも、春の方が少し活発になるそうです。

なら「三月兎のように狂った。」という言い方も、不自然ではないか。

こういう表現があったからこそ、キャロルは気違いの"三月兎"というキャラクターを創造したそうだ。
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引き続き『不思議の国のアリス』より。

ニヤニヤ笑いでインパクトのあるチェシャ猫。

実は「チェシャ猫のような笑い」というのは、キャロルの時代(1862年頃のイギリス)には耳慣れた文句だったそうだが、その起こりは不明なんだそうだ。

が、主な起源説が二つある。

一つは、チェシャ州(ついでながら、キャロルの生れた地方)の看板画家が、その地方の旅館の看板に笑っているライオンを描いたからというもの。

もう一つは、チェシャチーズはひと頃、笑う猫の形に作られていたからというもの。

何が正解かはよく分からないが、一世紀以上経っても"チェシャ猫"というキャラクターをこの世に残したのは、キャロルの力なんだろう。


ちなみに私は猫を飼った事はないが、猫が笑っているのだったら見た事がある。

美容院で飼われている猫を鏡越しにずっと見ていたら、それこそ"ニヤー"っとした感じで笑ったのである。

犬だったら飼っていた事はあるが、あの猫のような笑ったというような表情は見た事がない。

人間にとって笑っているように見える表情をするだけなのかもしれないが、多分昔のイギリス人の中にも
「あっ、猫が笑った。」
と感じた人がいたんだろうと思う。
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プロフィール

Author:月野
現在、病気療養中の四十代の女性。
最近少し忙しいので、あまり記事も書けないし、コメントの返事も遅くなるかもしれません。
ですが、過去の記事にコメントいただけるのは嬉しいので、歓迎しています。

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