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せっかく『バアルの物語』を読み返したし、神話の世界の登場者の名前は面白いので、またもや書き記しておく。


【神々】

・バアル
   大気と雨の男神

・ヤム
   河川の水を支配する竜神

・アスタルテ
   バアルの姉妹
   戦いの女神

・アナト
   バアルの妹
   戦いの女神

・モト
   死と日照りの男神

・大神
   神々の主君である男神

・アシュラト
   大神の妻
   バアルの母

・アシュタル
   小柄のもっとも年下の男神
   小川とせせらぎの神

・太陽の女神

・器用抜目なし氏
   神の職人

・聖なる淨福氏
   アシュラトの従者


【武器】

・二本の魔法のこん棒
   的を外れるとひとりでに持ち主の手元に戻る〈駆逐者〉と〈反発者〉


王が、自分が主君である事を説明するのによく使うのが、
「自分は、神の子孫である。」
という説明。

この話とは直接関係ないけど、何だかそれを思い出した。

だからいろんな文明で、神話というものが栄えたのだろう。

日本も、例にもれずだね(笑)。
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さて、『バアルの物語』の続き。

この紀元前二千年ぐらいにできた物語の解説の中に、当時の王になるための条件が書かれている。


まず第一の要件。

王を望む者は、他の誰よりも高くなければならない。

第二の要件。

顔かたちが見目良く、優美。

第三の要件。

敏捷で強壮。


つまりだ、背が高くてハンサムで強い人間が王になるための条件だった訳だ。

で、またどうしてこんな事を唐突に思い出したかというと、小泉元首相が未だ人気が高く、あれだけ格差社会を広げ、今回の不況に拍車をかける原因を作った人物が、まるで許されてでもいるかのような話を聞いたためだ。

小泉元首相の構造改革は、はっきり言って失敗だった。

老人は、
「年寄りは、早く死ねって間接的に言ってもらってるようなものだ。」と諦め、
重い障害の人は、
「生きるために膨大なお金がかかる自分が生きている事からして、間違っているんじゃないか。」と考えさせられる。

そんな政策ばかりが相次いだ。

それなのに、そういう"痛みを伴った改革"を始めた人物は、犯した過ちを咎められることもあまりなく、現在に至っている。

これは何故なのか?


そこで、古代の王のための条件を思い出した。

小泉元首相は、ハンサムだった。

息子が俳優になるくらい。

彼の見かけの良さが、彼の過ちを軽減してしまっているんじゃないかと私は考えた訳だ。

未開の民族ほど、王は臣民の団体生活を擬人化し、要約した存在だった。

王が美しくあれば、国も健やかだと考える・・・そんな太古からの人間の思いが、脈々と今に受け継がれているんじゃないだろうか。

でなければ、彼が未だ人気がある事の説明がつかないような気がする。
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このお話は、シリアのラス・シャムラ=ウガリト出土の粘土板に含まれていたもので、これも世界最古の物語の一つなのだが、あまり有名ではないと思うので、まずあらすじを書いておく。


混沌たる時のはじめ、神々の役割が決められたころ、バアルという神とヤムという竜神が、大地の支配者となるべく争った。

バアルは、自分の姉妹である戦いの女神のアスタルテとアナトの助けを借り、ヤムを退治する。

しかしモトという地下の国の精に招かれ、死の食物を味わったために、地上に戻れなくなる。

そこで大神とその妻は、バアルの後継者として、小柄だが敏捷で見目良いアシュタルという神をその地位におく。

がバアルは生き返り、アシュタルをも倒すと、再び王位につく。

雷鳴とどろく天は彼の栄光を叫び、稲妻の閃光で引き裂かれた雲は彼の作った作品を示し、バアルは真の王となった。


本当に大雑把なあらすじだが、この話を思い出したのは、王権につくための古代の条件が書かれていたため。

次の記事で、その事を書こうと思う。
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『ギルガメシュ叙事詩』の中に出てくる者たちの名前が面白いと思ったので、書き記しておく。

【人間側】

・ギルガメシュ
   ウルクの王
   三分の二が神、三分の一が人間

・エンキドゥ
   もと恐ろしい野獣
   のちに人間となり、ギルガメシュの親友となる

・ウトナピシュティム
   神々の格別な恩寵によって不死となった老賢人
   聖書のノアにあたる

・ウルシャナビ
   死の海を漕ぐ老賢人の船頭

・シドゥリ
   旅の宿の女主人


【神々】

・アヌ
   天帝の最高神、男神

・アルル
   創造の女神

・シャマシュ
   太陽神、男神

・ニンスン
   ウルクの地母神
   ギルガメシュの母

・イシュタル
   神の森の女主人、女神

・エレシュ・ギ・ガル
   地獄の女王
   傍らに忠実な侍女がいて、死人が来るたびに書物を取り上げ、生前の記録を読み上げる
   (閻魔大王を思いおこさせるよね。)

・エア
   智恵の神、男神


【その他】

・フンババ
   神の森を守る怪物
   顔の真ん中にある一つ目に見つめられると、石になる
   外出の時は、七つの衣で身支度する
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「科学は最新のものを、文学は最古のものを読め。」と言ったのは、誰の言葉だっただろう。

それに従ったわけではないが、この紀元前二千年ぐらいの物語に、私は特別な興味を昔から持っていた。

最古の文字というのなら、紀元前二千八百年ぐらいの「ピラミッド・テクスト」がある。

いわゆるピラミッドの石に刻みつけられた文字だ。

だがこれは呪文であり、物語として最古のものは、やはりこの『ギルガメッシュ叙事詩』という事になるだろう。

そのため色々な人が、この物語を戯曲化したり、漫画化したりしていて、私もそういう物を見かけるたびに読んできた。

が、原作にかなり忠実な物は、読んだ事がなかった。

なので少し前になるが、原作に近い物を見つけ、読んでみた。

読んでみて思ったこと・・・日本の『古事記』もそうだが、やっぱり後世の人がいろいろ脚色した物語の方が、面白かった。

機械的な翻訳をされた物語を読んだわけではないが、原作はかなり短く、物語のあらすじだけ追っているような印象だった。

でも、原作ならではの面白さは、やはりある。

いろんな物語の原型ともいえる所があったり、それに登場人物の名前も面白い。

神々も話の中に出てくるので、その時代の神話に興味を持って調べてみたりしてたら、何だかドツボにはまってしまった。

神様たちの数が多い事もさることながら、いろんな種族によって似たような神様たちがいて(もともとお互いに影響し合っているので、未分化な神も多い)、混乱しまくり。

そのうち嫌になってきてしまった(笑)。

いろんな種族の神様を調べるなら、主神と、太陽神と、月神だけで、それも名前だけにしとこうかな。

でないと、結局止めてしまいそうだから。

その結果や、この話の登場人物は、また追い追い書いていくとして、最古の物語の奥の深さを嫌というほど味わった数日間でした。
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プロフィール

月野

Author:月野
現在、病気療養中の四十代の女性。
最近少し忙しいので、あまり記事も書けないし、コメントの返事も遅くなるかもしれません。
ですが、過去の記事にコメントいただけるのは嬉しいので、歓迎しています。

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