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男は何故、おタクになるのか?

女は何故、ダイエットに走るのか?

この現代の若者に突きつけられた問題の答えが、この本に書かれている。


私なりにその解答を、簡単に紹介してみよう。


現代社会では、人間の数がすごく多くなっている。

そのため、自分のテリトリーを見付けられない人が多い。

テリトリーをこの社会の中に見付けられない若者は、一体どうするか?

彼らは、現実世界での居場所を作る事を諦め、精神世界・・・すなわちアニメや美少女などの世界に、自分の居場所を作り出す。

それが、即ちおタク。

彼らの持っている本やフィギュアは、彼らの世界を構築するもの。

だからそれらがなければ、彼らは裸になってしまって、自分自身を守ることができなくなってしまう。

ちょうど貝殻を取られたカタツムリのように・・・。

おタクとは、この居場所が見付けられない現代社会に適応しようとして、過剰適応してしまった人達。


では、女性はどうなるのだろう?

女性はさらに深刻だ。

彼女たちは、おタクになることすらも許されない。

精神世界に逃げようとしても、世間が追ってくる。

「あの娘はカワイイ。あいつはブスだ。」と・・・。

居場所を見付けられない女性は、その身を削ることで、この狭いテリトリーに何とかいられるようになろうとする。

それがダイエット、ひいては拒食。


以上が、本の内容を簡単に説明したもの。

これが分かって、その上にどうしたらいいのかという事について書かれている部分は、ちょっと弱い印象を受けるが、現代人の悩みの本質を突いている本として、この本はとても優れていると思う。
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栗本薫の小説で、一番初めに読んだ作品の思い出を一つ。


昔私が中学生だった頃、国語の宿題は、毎日漢字を一ページ練習してくるものだった。

でももし本を読んだのなら、その題名と著者を書いておけば、漢字練習はしなくていいという特別ルールがあった。

私はその特別ルールを大いに活用して、ちょくちょく本の題名を書いておいた。

ある時、『赤毛のアン』を読んで、その中でとてもいいと思った箇所をノートに書き写してみた。

そうしたら、いつもはサインしかしなかった国語の先生が、その場所を読んだ感想を書いてくれたのだ。

何だかとても嬉しかった。

それから後、読んだ本でいいと思った場所を、ノートに書き写すようになった。

そういう事をするとその箇所を自分でもよく覚えているし、また後で見た時、自分の中の珠玉の言葉を集めてあるようで、とてもいい気分だった。

やがて中学校を卒業し高校に入ると、そんな事をする機会もなくなった。

読んだ本の題名は、図書館の貸し出しカードに書いてあるのみ。

しかしある時、栗本薫の『レダ』を読んで、この本のある箇所は、どうしても書き写したいと思った。

とても、とても、心に響いたのだ。

以前のような宿題のノートは無かったので、専用のノートを作り、そこに書き写した。

残念ながらそのノートはもう残ってないのだが、この『レダ』から、私のその珠玉の言葉を集めたノートはまた始まったのだ。

結婚をする機に捨ててしまったそのノートだが、もったいない事をしたような気もする・・・。

が、そのノートの記念すべき一ページ目を飾った作品として、『レダ』は鮮やかに記憶の中に残っている。
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今まで書いてきた作家達とは趣が大きく変わって現代作家の話だが、作家の栗本薫であり、評論家の中島梓である、本名今岡純代さんが、先日亡くなった。

五十六歳で、すい臓がんのためだという。

この人の作品も、昔はだいぶ読んだよなぁ。

中島梓名のエッセイなどを読んでいると、あまり好きになれそうな人ではなかったが、栗本薫名の小説は、面白いものが多かった。

多作で、活動もいろいろ幅広く活躍していたようだ。

五十六歳というとまだまだ亡くなるのには早すぎる年齢だが、太く短く生きたのが、この人らしいと思った。
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プロフィール

Author:月野
現在、病気療養中の四十代の女性。
最近少し忙しいので、あまり記事も書けないし、コメントの返事も遅くなるかもしれません。
ですが、過去の記事にコメントいただけるのは嬉しいので、歓迎しています。

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